夏目漱石旧居 第3の家

 ジェーンズ邸と隣接されているこの家は別名「大江の家」と呼ばれ、最初は新屋敷にありましたが昭和47年に移築されました。漱石が明治29年の大晦日に『草枕』の旅へ同僚の山川信次郎と出かけたのはこの家からで、さらには「吾輩は猫である」の多々羅三平のモデルといわれる五高生股野義郎もこの家に住んでいました。 


 漱石は熊本滞在中に度々水前寺公園を訪れ、「しめ縄や春の水湧く水前寺」という言葉も残しています。 


熊本洋学校教師ジェーンズ邸

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 県指定の重要文化財でもあり、熊本洋学校に外国人教師・ジェーンズ氏を迎えるために、明治4年(1871)に熊本市古城町に建てられた熊本で最初の西洋建築です。5年間ここで生活をしたジェーンズ氏により日本で初めての男女共学を実施したとされています。さらに日本赤十字発祥の地としても有名で、洋学校関係の資料のほか、日本赤十字関係の資料も展示されています。 昭和42年(1967)に現在の場所に移築されました。 


 ジェーンズ氏は他にも、横井小楠の実子など生徒の有志たちとともにキリスト教の研究グループ「熊本バンド」を結成し、日本三大バンドとして知られています。 


 また、映画「ラストサムライ」でトム・クルーズ演じる主人公オルグレン大尉の経歴がジェーンズ氏と似ていることから、一部モデルにされたという説もあるとかないとか。


 2010年の熊本市長選において再選した幸山市長の公約に、「ジェーンズ邸の中心地への移築」があります。これからどうなるのかが気になるところです。 

詳細はこちら(満遊くまもと)            

後藤是山記念館

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 熊本名誉市民である後藤是山氏。九州日日新聞社、東京の国民新聞社を経て熊本に復職した彼は新聞記者として活躍し、編集を担当する紙面に著名な俳人、歌人、画家たちを登場させ、注目を集める紙面を作りました。また、退社後も記者として、文化人として、和歌、俳句、郷土史など多くの作品を世に残しています。記念館内の展示室には、是山の新聞記事や俳句、交流のあった与謝野鉄幹(よさのてっかん)・晶子夫妻の短冊や、ともに撮られた写真などを展示しています。 

詳細はこちら(満遊くまもと) 


水前寺スターレーン

 水前寺成趣園参道沿いにあるこのボウリング場は、まるで時が止まったかのような雰囲気があります。なんとここ、スコアが手書き式なのです。自分で書いていくというのもなかなか楽しいですよ。 全国ボウリング公認競技場です。 

江津湖

 電車通りから少し入った所にある江津湖。上江津湖にはスイゼンジノリ保護区など貴重な動植物があり、また上流部の上江津湖湧水群は「くまもと ホタルの里100選」にもなっています。市街地にありながら蛍の舞を見ることができるだけでなく、日本一早く見られるとも言われ、初夏の穴場スポットです。   


 また、湖底や岸では縄文時代からの遺跡も多数見つかっています。さらにボート乗り場などのレジャー施設もあり、住宅街に囲まれた緑豊かな場所で、市民の憩いの場となっています。 


2010年春のホタルの映像がギャラリーにあります。こちらへどうぞ。。 


水前寺江津湖公園(水前寺地区)

 水前寺成趣園に隣接するこの公園、以前は熊本市営水前寺体育館があったこの場所は、周辺住民の憩いの場となっています。奥にある滝で水遊びもでき、夏は大人気の公園です。夜は学生たちや住民の方がランニングやウォーキングで汗を流し、朝はゲートボール会場になったりしています。トイレもあります。