p.1 長寿の大鳥居と石灯篭が倒壊 

2016年4月14日午後9時26分にM6.5の地震、そしてその28時間後の16日午前1時25分にM7.3の大地震が熊本県熊本地方を中心に襲いました。ここでは、その地震による水前寺成趣園の被害を記録しています。

熊本地震の詳細はこちら(Wikipedia)

 

各画像ごとに保存先のフォト像へのリンクが貼られていますので、クリックすると移動します。当ページで掲載しきれなかった写真もご覧いただけます。

 

水前寺成趣園さんへの義援金のご案内

水前寺活性化プロジェクトチームさん運営の水前寺観光情報サイト『こいあかり』にて、成趣園および参道への復興支援として義援金の案内がございます。皆様のご協力を、当サイトの管理人ひごたろうからも、よろしくお願い申し上げます。水前寺活性化プロジェクトチームさんは、参道商店などの皆さんで組織された公の団体です。

詳しくはこちら(水前寺の観光情報サイト 様)

※随時更新予定です。 最終更新日2016年5月28日

倒壊した長寿の大鳥居と石灯篭 @参道

▼16日午前6時半頃に撮影(本震発生から約5時間後)

水前寺公園 水前寺成趣園の長寿の大鳥居が熊本地震によって倒壊

 

16日午前1時25分の本震では、参道入り口にある建立106年目の「長寿の大鳥居」の上部2本の柱が根こそぎ落下し、隣接する冨久屋物産店さんを直撃してしまいました。人的被害がなかったことは、不幸中の幸いです。

 

また、参道に並ぶ沢山の石灯篭も、1基を残して全て倒壊しました。14日の前震でも既に数本倒れていたと聞きました。

 

▲2014年4月撮影


巨大な柱が落ちた衝撃で、参道のタイルがめくれあがっていました。

 

柱の根元も、恐らく相当な揺さぶりを受けたと思われる地面の盛り上がりを確認できました。素人考えですが、あと少しで左右2本の柱も倒れていたのかもしれません。

 

これからもずっと、観光客そして熊本の人々を出迎えてくれると疑わなかったこの鳥居が倒壊するとは、本当に衝撃的でした。


 

4月22日、落下した柱の撤去作業が行われていました。この数日後にも、左右2本の柱が撤去されました。

園内の出水神社本殿前にある鳥居も、外見上は被害はなさそうでしたが同じく撤去されました。


石灯籠も1本を残し全て倒壊

▼16日午前6時半頃に撮影(本震発生から約5時間後)

水前寺成趣園参道の石灯篭が倒壊

参道の手前にある石灯篭も飛ばされるように倒壊していました。こちらも人的被害がなかったのが不幸中の幸いです。


この撮影中に、石灯籠の明かりが一斉に消えました。日中の消灯機能が稼動したのでしょう。石灯籠は倒れつつも、明かりは通常通り稼動しているんだと考えると、どこか寂しくなりました。

 

既にコーンが置いてある場所がありましたが、もしかするとれが前震で倒れたものだったのかもしれません。

 

正門の前にある大きな石灯籠2基も、台座だけを残して倒れていました。



石碑も倒壊

普段はあまり人目につきませんが、正門向かって右手には高さ約3mの石碑があります。これも倒壊し、頂上部の先が隣の屋根を直撃していました。


 

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