p.2 熊本地震による被害
- p.1 長寿の大鳥居と石灯篭が倒壊
- p.2 園内の池が枯渇 (このページ)
- p.3 出水神社社殿前の被害
- p.4 近隣の被害
- p.5 TV報道まとめ
池が枯渇
4月16日午前1時25分の本震後に、成趣園内の池の水量が激減してしまいました。応急措置としてポンプによる水のくみ上げによる送水も行われましたが、なぜか水が貯まらないという事態に陥りました(ニュース記事より)
阿蘇中岳が小規模噴火(2014年11月25日)を起こした約3ヵ月後にも数ヶ月間に渡って水量が低下しましたが、今回はそれを遥かに超え、池の半分以上の底が露出しました。また、2015年9月中旬にも同じく中岳が噴火しましたが、その後の水量の変化は、当方は確認できておりません。当時の水量の変化が、14年11月の噴火によるものなのか、15年9月の噴火によるものなのか、それとも地震の前兆現象的なものなのかは、定かではありません。
社務所と社殿の間に避難している鯉たち。水の透き通り具合はいつも通りのようでしたが、いかんせん強い磯のにおいが気になりました。
枯渇した池の中央には、水の流れる道が作られていました。
このような景色を誰が想像したでしょうか。
近隣の街開発の影響による池の水量低下が問題視されてきていましたが、まさかこんな形で枯渇した成趣園を見ることになるとは、思いもしませんでした。